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信用情報開示の見方が最速で理解できる!CIC・JICC・KSCなど大手信用情報機関の報告書をわかりやすく解説しました。あなたの知りたいブラック情報をチェックしましょう♪

あなたの信用情報がブラックなのか?またブラックだったが消えているか?など簡単に誰でも開示請求することで知ることができます。

せっかく信用情報の開示請求をしたのに、届いた書類を見たらどこを見ればいいかわからないし、報告書に記号が並んでいるのって何なの?見方って?ってなった人も多いと思います。

本来、信用情報は金融機関やクレジットカード会社、信販会社向けに作られたものなので、一般の人が見てもわかりにくい感じになっているんですよね。

ただ、この情報をしっかりと読み取ることができれば、新しくクレジットカードを作ったり、ローンを組む際の参考になります。

これから信用情報を開示請求したいと言う方は、CICやJICCならパソコンやスマートフォンから開示したり窓口や郵送で開示することもできますよ。

今回は大手信用情報機関の中でも1番情報量が多いと言われているCIC(シーアイシー)信用情報開示の見方をしっかりとポイントを押さえて3分でわかるようにまとめました。
 

そもそも信用情報とは

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信用情報とは、個人のお金に関わる信用の情報のことです。

あなたが、どこの金融機関からどのような契約でどれだけ借入しているか、また滞納がないかどうか、返済の状況はどうか、債務整理や自己破産していないかなどの事故情報(いわゆるブラック)が書かれている情報なんですね。

個人信用情報を開示することで、あなたが俗に言うブラックリストに載っているのかということがわかります。

新しくローンを組もうとしたり、クレジットカードを申請しているのに審査に通らない場合、その理由を調べるために利用されることが多いですが、他にも下記のような場合に信用情報を調べることがあります。

・結婚前に彼氏(彼女)に借金がないかどうかをお互いにチェックしたい
・入社試験などで企業が採用したい人材に借金がないか?ブラックになっていないかなど
・債務整理する前にどこにどれだけ借金があるか調べるため
・過払い金請求をするためにどこからどんな契約で借りていたか確認するため

色んな状況で信用情報は調べることがあるんですね。そして信用情報の開示をすることを信用情報開示請求と呼びます。

それでは次に開示請求の方法について説明していきます。

信用情報の開示請求方法について

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信用情報は信用情報機関が管理しています。一般的に信用情報を詳しく知りたければ、CIC・JICC・KSCの3社から取り寄せることがオススメされています。

CIC(シーアイシー)やJICC(日本信用情報機構)はクレジットカード会社やサラ金、信販会社の情報で、KSC(全国銀行個人信用センター)は銀行系金融機関の情報となります。

信用情報の開示請求方法は、どこも基本的には郵送または窓口で請求をすることになるのですが、CICやJICCではパソコンやスマホなどからインターネットで申込んで確認することができます。

費用は大体1機関1,000円前後かかります。窓口で貰う場合は500円というところもありますが、各都道府県全てにあるわけではないので、窓口までの交通費などを考えると郵送で請求する方が多いようですね。

まずは開示報告書の意味を理解しましょう!

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あなたは、初めて届いた個人信用情報開示報告書を見て、とてもわかりにくい書類だなと思いませんでしたか?

元々、個人信用情報は信用情報を扱う会社がお客様を審査するときに見やすいように作られているので、専門用語が多かったり、一般人にはわかりにくい記号が並んでいたりするんです。

あなたが開示報告書から知りたい情報は・・・

・自分が事故情報で登録されていないか?
・自己破産や債務整理して数年経つが回復しているか?
・過去の事故情報がいつ消えるのか?
・ブラックじゃないのになぜ審査に落ちるのか?

という点ですよね。

まず、開示報告書の意味を理解するのに知っておかないといけない用語があります。

一般的に使われるブラックという言葉ですが、金融関係で支払遅延や未払いなど事故を起こしたことがブラックと呼ばれています。開示報告書では事故情報が異動と表示されますので、この言葉がないかチェックしていきます。

またブラックリストに載ったという表現も世間では使われますが、これは個人信用情報開示報告書に事故情報が載ったということなので、金融業界にブラックリストなんて言葉はありません。

これだけ理解していれば信用情報の報告書を見ることは全くむずかしくありません。

それでは次に実際の見方について解説していきます。

CIC信用情報開示報告書の内容は大きく分けて3つ

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CICで信用情報の開示請求をして送られてくる報告書は、クレジット情報、申込情報、資料記録の3つに分かれています。簡単な内容は下記のとおりです。

クレジット情報
利用している(していた)クレジットカードやローンの契約内容。

申込情報
いつクレジットカードやローンを申込んだのか。またその内容。

利用記録
利用しているクレジットカード会社やローン会社があなたの信用情報を調査(途上与信といいます)をしにきた記録。

このようにそれぞれの書類に書かれている内容がちがいます。次にどこをみればいいのかなど詳しく解説していきます。

クレジット情報でまずは異動情報(ブラック)がないかチェック!

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最初に必ずチェックしておかないといけないポイントは、26.返済状況という欄で、ここに異動と書かれていると事故情報が載っているということになります。

返済状況に異動の文字がなかったから安心というわけではないんです。

31.終了状況の欄に完了空白以外に、本人以外弁済、貸倒、移管終了、法定免責などの記載があった場合も事故情報ということになりますので合わせて確認する必要があります。

上記に当てはまらない場合は大丈夫だったということになりますね。

そして、事故情報がないのにクレジットカードやローンの審査に通らない方という方は、次に書類下部の入金状況を確認します。

入金状況は、左から最新情報で右に行けば行くほど過去の履歴になります。この書類では2年分の情報が記号で書かれています。

特に直近の半年以内で未入金の「A」や、一部支払の「P」が並んでいると、異動情報がなくてもクレジットカードやローンの審査に落ちる可能性があるようです。

審査に落ちる人は必見!申込情報を確認

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もしあなたが、クレジットカードを作りたいと何社も短い期間で連続して申込んでいる場合は申込情報を確認したほうがいいでしょう。

申込情報にはクレジットカードの申込みやローンの新規申込みがあった場合、カード会社や信販会社は必ずここに載っている信用情報を確認して登録をしないといけないことに法律でなっているので、いつにどれだけの種類のカードやローンを申込んだかが審査をする会社から分かってしまうんですね。(どこのカード会社を申込んだのかは分かりません。)

何社かのクレジットカードを続けざまに申込んでいる状態のことを多重申込と言うのですが、カード会社からすると「他でもたくさんカードを作ろうとしているな」ということがわかるのです。

多重申込している人を審査する際に見たら「この人お金に困って金策しているのかな?」とか「一気にクレジットカードを申込んどいて自己破産するのではないか?」などと勘ぐられてしまい審査が通らないことが多くあります。このことを申込みブラックと呼ばれることがあります。

この情報記録は申込みをして6ヶ月間保管されますので、同時に何社やっても審査に落ちるという方は半年以上期間を開けてチャレンジするなど工夫が必要です。

利用記録も合わせてチェックしよう

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これからクレジットカードやローンを申し込みたい人に利用記録が参考になります。

途上与信といって契約中のカード会社や信販会社があなたが他社で急に高額な借り入れをしていないかや、ちゃんと支払われているかチェックしにきています。

利用記録を参考にすることで、ブラックではないのにカードやローンの審査に落ちる人は、契約していないクレジットカードを申込むなど対策を取ることもできます。

あなたの信用情報にまだ事故情報が残っていた場合の対処方法

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信用情報開示報告書を見て事故情報が載っていた場合は、新しくクレジットカードを作ったり、ローンを組んだりすることはできないでしょう。

信用情報機関によって事故情報が消える期間はちがいますが、例えば、延滞等の場合は、延滞が解消してから5年です。ポイントは延滞が解消し支払完了となってからになるので、お金が返されてない場合はずっと事故情報が掲載されているという形になります。

基本的に信用情報を修正することはできません。解決方法としては、事故情報が消えるまで待つことです。

またネットで検索すると「ブラックを消す方法を教えます」という内容で詐欺みたいなものも多いのでこれには特に注意が必要です。

ちゃんと支払しているのに事故情報が載っていた場合

ちゃんと支払しているのにカード会社などの信用情報機関に登録している業者の入力ミスで事故情報になっていると言う場合があります。そのときは、登録業者に状況を調べてもらって自分が正しければ修正を依頼し、情報を直してもらうことができます。

信用情報開示報告書の見方まとめ

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CICの信用情報開示報告書の見方はポイントさえ押さえて確認すればとても簡単に状況がわかりますね。

開示報告書を見て事故情報(ブラック)がなかった方でも、必ずクレジットカードや各種ローンの審査に通るわけではありません。各社それぞれの審査の方法や基準があるからです。

信用情報機関のCIC・JICC・KSC3社に開示請求をして調べて見ることもオススメします。